現役アスリートに伝えたい、バドミントンの選手時代に「唯一」やっておけばよかったと思うこと
こんにちは、ひめのです。
私は、小学生から20代前半まではバドミントン中心の生活をしていました。
振り返っても自分の選手時代に悔いはありませんが、唯一「これだけはもっとちゃんとやっておけばよかった」と思うことがあります。
そのことについて今回は書いてみたいと思います。
バドミントンの選手時代に唯一やっておけばよかったと思うこと
唯一やっておけばよかったことは「栄養管理」です。
人によっては「そんなこともやってなかったのか」と思う人もいるかもしれませんが、心当たりある人も多いのではないでしょうか。
私の場合、小中高時代は親元で生活していましたのでその時はある程度管理できていたかもしれませんが、特にひどかったなと後々思うのが大学生時代です。
思い返してみると、大学生の途中からとにかく体が疲れやすくなっていたなと思います。
そのせいもあって、とにかく試合をするのが苦痛になっていて、それが選手を続けるモチベーションの低下にもつながっていたのかなと感じます。
科学的に突き詰めたわけではありませんが、なぜ疲れやすくなったのかと自分なりに振り返って分析すると、明らかに「栄養管理」だったと結論が出ました。
それが「ちゃんとやっておけばよかったな」と唯一今更ながらに思っていることです。
当時は「栄養管理」=食の管理が全くできておらず、食べたいものを食べたいだけ食べ、栄養が極端に偏った食生活をしていましたので、プラスアルファのパフォーマンスを上げるための管理なんてものは一切していませんでした。
一般生活をしている分には、太る太らないとか健康のことを気にしますが、アスリートの場合は身体能力を限界まで引き出し動かなければならないため、特別な管理が必要です。
当時の私はその点をちゃんと管理してこなかった結果、練習や試合に臨む身体になっていなかったのかなと感じますし、身体の中からのメンテナンスである栄養管理をしっかりやっておけば、競技パフォーマンスももう少しマシなものになっていたかもと思います。
栄養管理は体感的にすぐ実感できるものではなく、特に小さい頃はそんな意識を持ち合わせていませんので、なかなか自ら実行できるものではありません。
しかし、やはりアスリートは自分自身の身体をフルに使うわけですから、普段から栄養管理を徹底し最大のパフォーマンスを出せる準備をしておくことが必要です。
先程の私の話では大学生時代のことを中心に書いていますが、小さい頃から周りのサポートを得ながら栄養管理を徹底しておくことが大事ではないかと思います。
最近では科学的に解明されていることも多く、アスリートが行う競技に適した身体を作るための摂取すべき栄養素や摂取方法などは確立されつつありますので、管理栄養士などの専門家のアドバイスももらいながら取り組むのが良いのではないでしょうか。
心技体のどれが重要なのかという議論
他にも、だいぶ時間が経った後の自分の反省点を挙げると、栄養管理だけでなく体調管理もそこまできっちりしていなかったなと思います。
食の管理だけでなく、睡眠時間や、怪我や病気をしない体づくりなどに気を使うことはアスリートにとってはとても重要なことだと改めて感じます。
スポーツをする上では、心技体の重要性について良く語られますが、この3つのどれが一番重要でどれが一番先かという議論もしばしば耳にします。
個人的な結論は、最終的には3つのバランスであると思いますが、何をするにも身体が資本ですので「体」は特に意識した方が良いと思います。
「体」とは「体力」や「筋力」と思われがちですが、上記の自分の反省にも書きましたが、身体の内側のメンテナンスという意味での「体」が整っていることが重要です。
栄養管理や体調管理を行って身体を整えることで、練習や試合に向かうスタートラインに立てるのではないかと思います。
ビジネスや普段の生活でもそうですが身体のメンテナンスは重要で、どこか身体の不調があると気持ちが入らず「心」がついていかない状態にもなります。
「技」を磨くにしても、そのための練習に「体」がついてこなければなりませんので、そういう意味でも「体」を特に意識するのが良いかなと個人的には感じます。
あとがき
私がバドミントンの選手時代に唯一やっておけばよかったと思うことについて書きました。
やっておけばよかったとは思うものの総じて後悔とかはなく、むしろそれらの経験が今のビジネスに向かう姿勢などに役立っていて良かったな思うことの方が多いです。
とはいえ、過去を「反省」すると上記のようなことが言えるかなと思いますので、私の反省が今現役のアスリートの方にとって参考になれば幸いです。