(アスリート×ビジネス)バドミントンの試合に勝つための戦略的思考がビジネスに役立つ!?
こんにちは、ひめのです。
バドミントンの試合に勝つための戦略的な部分について考察すると、ビジネス(仕事)において持つべき思考と同じ要素があるのではないかというところが見えてきます。
そこで今回は、バドミントンの試合で勝つための戦略的思考を解説しつつ、それがビジネスにおいても大切な部分であることを書きたいと思います。
攻めているようで攻めさせられている!?
自分はバドミントンのプレースタイルでいうと、攻撃する方が好きだったのでバンバン打ってたのですが、守るのが得意な対戦相手にとってはカモな存在なわけです。
守るのが得意な人は相手に打たせてミスを誘ったり狙いを絞って反撃したりしますので、こっちが気持ちよく攻撃しているように見えても実は誘われてるという罠にかかりやすいのが当時の私です。
バドミントンの試合において大事なことは、ラリーの主導権を自分が握れるかだと思います。
攻撃と守りだけでなく、相手を動かしているのか動かされているのか、相手に打たせているのか打たされているのか、この辺りをちゃんと考えラリーを組み立てる術を身に付けなければ選手として上に上がっていけないと思います。
つまり言い換えると、目の前の球をただ追いかけているだけでは勝てないのです。
どんなに強い球を打てても、どんなに速いフットワークができても、どんなに体力があったとしても、それだけで試合に勝てるわけではなく、いかに相手に思うようなことをさせずに自分に有利な展開に持ち込むことが重要であり、試合を制するためには何をしなければならないかを考えられるようになる必要があります。
バドミントンの試合は、相手よりも先にポイントを多くとることであり、スマッシュを決めても相手のサーブミスでも1点です。
その本質が理解できるようになると選手としても一つ成長するのではないかなと思います。
バドミントンの戦略的思考は仕事でも活きる!?
バドミントンは他のスポーツに比べても過酷なスポーツに入ると思いますが、その上で技術や体力だけでなく精神的な部分や戦略的思考が重要となるところも特徴となるスポーツだと思います。
そして、上記で書いた戦略的思考については、ビジネス(仕事)や資格の勉強などにも通ずるところがあります。
ビジネスにおいても、達成したい目標や目的があります。
その目標に向かってがむしゃらに取り組むのも悪くないですが、それだけではなく、目標達成のために何が必要かを考え、必要なことを適切に取り組む戦略が必要です。
ビジネスの中でも相手がいて駆け引きも存在します。
プレゼンテーションで気持ちよく話してうまく伝えられているように見えても、実は余計なことを話してしまっていて相手に主導権を握られていたということも少なくはありません。
ビジネスにおいて大事な場面はバドミントンでいう試合と同じです。
相手に主導権を握らせずに自分がビジネス(試合)をコントロールできるように状況を客観的に把握して、適宜適切な判断を下していかなければなりません。
このような思考は、バドミントンの試合を勝つために考えていたことと同様に発揮できる能力であり、うまくスポーツからビジネスに変換できさえすれば、大きな武器にもなります。
逆を言うと、バドミントンをしている時に、そのような思考を持てるように訓練・努力することで、選手を引退した後も活躍できる能力を身につけることができるのではないかと思います。
また、ビジネスはすべて100点を求められるわけではなく、それよりも目的が達成されるかどうかが重要であり、目的が達成されるのであれば80点でも良いわけです。
そして特にわかりやすいのが資格試験です。
資格の試験では満点を取る必要はなく、例えば合格するには〇〇点取れれば良い試験となっていることが通常です。
したがって、いくつかは間違うことが許されているのが資格試験ですので、それを前提とした戦略を考えることが重要となってきます。
あとがき
スポーツもビジネスも、大事なことは目的が何かということです。
そのために必要なことを明確にして適切に実行していくことが大事であり、何も考えずに闇雲に努力することは好ましくありません。
肉体だけでなく頭も使わなければスポーツにおける試合もビジネスにおける成功もあり得ないということじゃないかなと思います。
今アスリートとしてバドミントンを頑張っている人に対しては、技術云々も必要ですがそれ以上に何が目的でそのために自分が行わなければならないことは何かということを認識してもらえると、今よりもひとつステップアップできるのではないかと思います。